処理施設の流れ
クローズド方式による管理型最終処分場です。埋立地は底面や側面に二重の遮水シートを敷設し、漏水検知システムで常時モニタリングすることで埋立地から浸出水が漏洩し、周辺の地下水が汚染されるのを防ぎます。浸出水は処理後に焼却炉の冷却水として再利用され蒸発します。さらに焼却熱を温室栽培に再利用します。高度な循環型社会の形成・持続的発展に必要不可欠となる環境保全型施設として、より高い機能・安全性・信頼性を兼ね備えた複合型産業廃棄物処理施設です。
管理型最終処分場 施設概要
- 開発面積
- 99,000km
- 管理型最終処分場 面積
- 37,137㎡
- 中間処理施設 面積
- 10,470㎡
- 場内道路
- 900m
処理能力 | 埋立容量/511,334㎥(面積/37,137㎡) |
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受入可能品目 |
・燃え殻
・汚泥
・廃プラスチック類
・紙くず
・木くず
・繊維くず ・動植物性残さ ・ゴムくず ・金属くず ・ガラスくず、コンクリートくず(がれき類除く。)、陶磁器くず ・鉱さい ・がれき類 ・ばいじん ・産業廃棄物を処分するために処理したもの(ばいじんを固化処理したものに限る) 以上14種類 (石綿含有産業廃棄物を含む) (自動車等破砕物を除く) (水銀使用製品産業廃棄物を含む) (水銀含有ばいじん等を含む) |
特別管理産業廃棄物 | 廃石綿等 以上1種類 |
中間処理施設(焼却炉) 施設概要
ロータリキルン炉 ストーカ炉
廃棄物を減容し、ダイオキシン類を熱分解させるため、
廃棄物を800℃以上で焼却します。
ガス冷却室
200℃以下に急冷し、
ダイオキシン類の再合成を
防止します。
バグフィルタ
強靭で耐熱性とダスト剥離性に
優れた濾布を使用しており、
ダスト、有害ガスを除去します。
医療廃棄物自動投入装置
感染性廃棄物などの密封しなければならない廃棄物の密封性を保ったまま、安全に投入することを可能にしています。
ドラム缶加熱装置
ドラム缶に付着した廃棄物を加熱処理することで、廃棄物の熱分解又は剥離分離し焼却物として残すことなく処理することを可能にしています。
消石炭タンク・活性炭タンク
消石炭を吹き込み、酸性ガスを中和し、活性炭を吹き込み、ダイオキシン類を吸着させます。
中間処理施設(焼却炉) 施設概要
供給可能エネルギー
焼却プラントで燃やした際に発生するエネルギーを花、果物の温室栽培に年中活用します。
ショールーム機能
焼却プラントで行われる廃棄物処理を輩出事業者様の現地確認・環境学習・地域住民の方々にいつでも見学いただける体制を整えます。
受入可能品目
焼却施設Ⅰ、Ⅱ(キルン&ストーカ炉)
産業廃棄物 |
・汚泥
・廃油
・廃酸
・廃アルカリ
・廃プラスチック類
・紙くず
・木くず ・繊維くず ・動植物性残さ ・金属くず ・ガラスくず、コンクリートくず(がれき類を除く) ・陶器くず 以上11種類(自動車等破砕物を含む、石綿含有産業廃棄物を除く) |
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特別管理産業廃棄物 | ・廃油(燃焼しやすい廃油) ・廃酸(腐食性廃酸) ・廃アルカリ(腐食性廃アルカリ) ・感染性産業廃棄物 |
処理能力 | 87.4t/日 (43.7t/日×2炉)(1820kg/時間) |
お客様窓口
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